極細字:EFまたはXF
EXTRA FINE(エクストラファイン)
細字:F
FINE(ファイン)
中字:M
MEDIUM(ミディアム)
太字:BまたはL
BROAD(ブロード)
LARGE(ラージ)
極太字:BBまたはXL
BROAD BROAD(ブロードブロード)
EXTRA LARGE(エクストララージ)
筆跡を楽しむカリグラフィ用のペン先など、メーカーによって特殊な呼び方がされているものもあります。
イタリック用:MI
MEDIUM ITARIC(ミディアムイタリック)
傾斜中字:OM
OBLIQUE MEDIUM(オブリークミディアム)
傾斜太字:OB
OBLIQUE BROAD(オブリークブロード)
スタッブ:ST
STUB(スタッブ)

一般的に金の割合が多い方が柔らかくなりますが、柔らかさはペン先の厚みや形状による影響の方が大きく、14金の方が18金より柔らかく感じる場合もございます。
画像の18Cは18カラットを表し、750は金の比率を表しています。
ペン先の硬さは、ペン先の厚みと湾曲によってほぼ決定いたします。ペン先の金属の厚みが厚いほど筆記時の感触は硬くなります。横方向へはアーチ型に湾曲して加工されており、これが深いほど弾力は硬く、浅いほど柔らかく感じます。また、ペン先が長いほどペン先が湾曲の影響を受けにくくなり、柔らかくなります。
右利きの方は、ペン先を後から見た場合、通常ペン先の右部分が多く削れ、左利きの方の場合は、左部分が多く削れます。この書き癖がついてはじめて書きやすい万年筆となります。少し書き心地が悪い、ちょっと引っ掛かるなと思われても、使い続けて行くうちに、だいたい4カ月ぐらいで、自分にとって書きやすいペン先に育ってきます。文字ではなくグルグルと線を引くだけでも充分です。ペン先の調整をしてくれるお店が近くにございましたらそこに頼むのもよろしいかと思います。
吸入式
ボトルインクよりインクを吸い上げ、ペン内部にインクを貯め使用します。
古くより使用されている方法で、手間はかかりますが、その分、愛着が沸き、より万年筆の魅力が満喫できるかと思います。
一度に大量のインクを吸入できるのも魅力です。
カートリッジインク式
インクがビニールパックに入っており、ペン内部に差し込む形で使用します。使用が簡単で、携帯に向いています。
コンバーター式(両用式)
取りはずし可能なインク吸入器「コンバーター」を装着し、吸入式のように直接ペン先をボトルインクにつけインクを吸い上げます。
近年の主流の方式で、カートリッジ/コンバーター両用式となっており、コンバーターの代わりに、カートリッジインクも装着しご使用いただけます。
柔らかい布またはティッシュペーパー
↓ご利用タイプを選択↓
吸入式の場合
ノブを回しピストンを下げる
尻軸の吸入ノブを左へ止まるまで回して下さい。(ピストンが下に下がります。)※無理に反対向きに回すと故障の原因となります。必ず各商品の仕様をお確かめください。ペン全体をインクに浸す
ペン先が完全に隠れるようにインクの中に浸けてください。※ペン先とインク瓶が当たらないようにご注意。
ゆっくりインクを吸い上げる
吸入ノブをゆっくり右に回してインクを吸い上げます。1度でインクが吸入されない場合は、インクに浸したままノブを2~3度上下させてください。インクを2、3滴ビンに戻す
インクをいっぱいまで吸い上げたら吸入ノブを少し左に回してインクを2、3滴瓶に戻します。インクのタブ付きを取る
ペン先を上に向け吸入ノブを右に回してください。(ペン先に残ったインクが軸内に戻ります。)インクを拭きとる
首軸についたインクを柔らかい布やティッシュなどで拭きとってください。コンバーター式の場合
コンバーターを装着する
ペン軸より、首軸付きペン先を取り外し、しっかりとコンバーターを装着してください。装着後、コンバーターの吸入ノブを左へ止まるまで回して下さい。(ピストンが下に下がります。)ペン全体をインクに浸す
ペン先が完全に隠れるようにインクの中に浸けてください。※ペン先とインク瓶が当たらないようにご注意。
ゆっくりインクを吸い上げる
吸入ノブをゆっくり右に回してインクを吸い上げます。1度でインクが吸入されない場合は、インクに浸したままノブを2~3度上下させてください。インクを2、3滴ビンに戻す
インクをいっぱいまで吸い上げたら吸入ノブを少し左に回してインクを2、3滴瓶に戻します。インクのタブ付きを取る
ペン先を上に向け吸入ノブを右に回してください。(ペン先に残ったインクが軸内に戻ります。)インクを拭きとる
首軸についたインクを柔らかい布やティッシュなどで拭きとってください。 ご用意いただくもの
・水またはぬるま湯を入れたコップ
・柔らかい布またはティッシュペーパー
※掃除に薬品、洗剤、熱湯は使わないでください!!
↓ご利用タイプを選択↓
吸入式の場合
インクを抜く
インクが残っている場合は、吸入ノブを左に回してタンク内のインクを抜いて、空にしてください。古いインクはインク瓶に戻さず廃棄してください。水の出し入れを繰り返す
水の中にペン先全体を入れて、吸入ノブを左右に回して水の出し入れを繰り返し行ってください。何度か容器内の水を交換し、インクの色が出なくなるまで行ってください。十分に乾かす
最後に流水などで軽く濯いだあと、柔らかい布またはティッシュペーパーで水分を拭きとってください。コンバーター式の場合
水に浸ける
コンバーターを抜いて、ペン先とペン先の付いた部分(大先)を水で軽く濯いでいただき、そのまま水の入ったコップの中に一晩ほど浸けたままにしておきます。汚れがひどい場合は、コップの水を交換して下さい。汚れた水のまま、放置されますとサビや金属のくもり等の原因になりますので、ご注意下さい。
水の出し入れを繰り返す
そのあとコンバーターを取り付け、インクの色が出なくなるまで水の出し入れを繰り返し行ってください。十分に乾かす
最後に流水などで軽く濯いだあと、柔らかい布またはティッシュペーパーで水分を拭きとってください。カートリッジインク式の場合
カートリッジインクを取り外す
首軸付きペン先からカートリッジインクを取り外してください。水に浸ける
ペン先とペン先の付いた部分(大先)を水で軽く濯いでいただき、そのまま水の入ったコップの中に一晩ほど浸けたままにしておきます。汚れがひどい場合は、コップの水を交換して下さい。汚れた水のまま、放置されますとサビや金属のくもり等の原因になりますので、ご注意下さい。
十分に乾かす
最後に流水などで軽く濯いだあと、柔らかい布またはティッシュペーパーで水分を拭きとってください。両用式の各部名称
吸入式の各部名称
ペン先の各部名称
ボールペン
日本で一般的に使用されている、インクが油性のペンを指します。高い保存性があり、長期にわたり保存する書類などに適しています。上記はボールペン構造の一例です。
ローラーボール(水性ボールペン)
水性インクを利用した、ボールペンを指します。サラサラとした書き味で、軽い筆圧で筆記ができます。上記はローラーボール構造の一例です。