Q. ペンシル(シャープペンシル)の芯の繰り出し方法の種類について教えてください

A.

日本では「シャープペンシル」「シャーペン」と呼ばれていますが、世界共通名は「メカニカルペンシル」と呼びます。芯の繰り出し方法は大きく分けて「ノック式」と「ツイスト式(回転式)」になります。

ノック式

軸の末端やサイドにあるノックボタンを押して芯を出す方法。
ノックボタンを押すことで内部のメカがノックされて一定量の芯が出ます。
素早く簡単に芯を出すことができるので授業や会議など長時間の筆記に便利です。

キャップノック式(キャップスライド式)

キャップを押す、またはスライドして芯を出す方法。
キャップ自体を押す、またはスライドすることで内部のメカがノックされて一定量の芯が出ます。
ノックボタンがないため、見た目にも高級感があります。ビジネスシーンや普段使いにおすすめ。

ツイストノック式

軸をひねって芯を出す方法。
軸部分をひねる(回す)ことで内部のメカがノックされて一定量の芯が出ます。
比較的海外筆記具に多い方法で、ブランドによってツイスト式や回転ノック式とも呼ばれます。
書斎やオフィスでじっくり書きたい時、アイデア出しなどクリエティブなシーンにもおすすめ。

ツイスト式

軸をひねって芯を出す方法。
軸部分をひねる(回す)ことで、回した分だけ芯が出ます。ノック音がなく静かなのも特徴。戻すときは逆回転で芯を収納します。ブランドによって回転繰り出し式とも呼ばれ、一般的なスティックのりのような方法です。
最近ではあまり見かけない方法ですが、アンティークな使用感は今も筆記具愛好者からの注目を集めています。

※ノック式の商品には、振ったり、軸を折ったりして芯を出すことができる商品もございます。